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triumph united おばかフファイターにしてカルト教祖ジェイソン”メイヘム”ミラー日本初試合が日本側から正式発表。ありー?本人まだなんも言ってないぞ(汗) 発表されたカードは、【ウェルター級ワンマッチ】井上克也vsニック・ディアス、【ミドル級グランプリ一回戦】ジェイソン・ミラーvs柴田勝頼、【ミドル級グランプリリザーブマッチ】メルヴィン・マヌーフvsキム・デウォン、【ライト級ワンマッチ】中村大介vsチョン・ブギョンの4試合。 あやあ、ほんとにトーナメントに組み込まれちゃった。無理しなきゃいいんだけど、まあHDnetの顔としても使命があるし、ちゃんと納得できる報酬提示されたんでしょう。しかし・・・いくら日本で知名度が違うといっても見出しにニックさんの名前(笑)。いや仲はいいらしいっていうかジェイソンはいい子なので選手仲間から嫌われないどころか、たくさんお友達いるみたいなんすけどね。以前のEliteXCのハワイ大会でドロドロの試合したニックさんの試合後のインタビューが(爆) Nick Diaz post fight interview with Mayhem Miller 超失礼(笑)。ジェイソンのファンはバカウケしたけどニックのファンは激怒してもおかしくないという。本来ジェイソンは本当にインタビューうまいのです。 Kimbo Slice, Randy Couture and more with Jason Mayhem Miller あの超コワモテなBJペンだってジェイソンとのインタビューでは顔がほころび、身振り手振りで冗談をかますくらいです。 おばか『このまえがマイクたたきつけパフォーマンスで、次シャークに勝ったときどんなんすんの?』 BJペン『(ひざついて)ダナ!どうぞ我にGSPをお与え下さい!!ってやろうっかな』 BJ Penn talk Sherk and wanting to fight GSP with Mayhem Mill でジェイソンが来るとなったらかりにも「教祖」さまですから、失礼があってはいけません。ここでジェイソン・ミラーという選手を紹介しておきませう。 出生地:PARTS UNKNOWN(不明) 実際はきちんと出生地とか出てるんですが、プロフィール書く場合はこうしとくのがお約束。お父さんが軍隊にいたので基地のある町を転々と引っ越しながら育ったようです 職業: Full time ass kicker..... もしくはプロレスラー 特技:モノマネ(ホイス・グレイシー、ダン・ヘンダーソン他レパートリー多数) 2005年以来ほったらかしらしい公式WEB 現在拠点のMySpace TriumphUnited同様スポンサーであるスポーツシューズのメーカー(らしい)Orisis 所属チームがコロコロかわるのでも有名な流れ者で(笑)去年くらいまではSherdogでは「チームオオヤマ」になってたはずだけど、カトゥーアおじさんとこにやっかいになったりした後、尊敬するダン・ヘンダーソンとこで集中的にヘンド先生に師事。ここで長南選手とデコボココンピを結成したらしい(笑)。昨年の長南選手のUFC登場時にはヘンドと一緒にセコンドとして登場、自身の12月の対ニコニコ軍人さん戦のときは、ヘンド先生計量時からおばかにぴったりよりそっていました。つーかはかりに乗る前「ちゃんと体重できてんだろうな・・・」と心配そうな顔してたのはおばか本人でなくヘンドのほうだったという(笑)。けど所属はチーム・クエストではないらしいという謎。 「あいつは好き勝手にやらせておこう」とみんなから半分あきらめられてる男、それがジェイソン・ミラーだ(爆)。 ファイトスタイルは柔術、ムエタイ、そしていんちきカンフーといんちきカラテ!!実は子供の頃お父ちゃんに仕込まれたレスリングが基本にあるようで、ハーフ・ネルソンみたいな体勢での横からの独特な絞めを解説してるビデオや、ハーフ・ガードの中から足をひっかけて相手を転がし後ろについて絞めを狙うという「そんなことできんのかよ!」みたい変な動きのビデオなんかもあっちこっちにあるんですが(ちなみに足関を青木に習ってるビデオとかもあった 笑)、ほんとにそういう変態的な動き使うんですよ。柔術の試合のビデオでほんとに「横からナニやってんだコラ?」と思ったら相手がタップ!絞めだったのかよ!! サッカーとかでよくいう「創造性」とか「クリエイティヴィティー」を感じさせる技術と発想を持つ、稀有なMMA選手なのです。つーか考えがあってのことなのか、なんも考えてないのかときおりよくわからんことするのです(笑)。その原点というか「こいつバカじゃねーの??」とオレが最初に目が点になったビデオが今もYoutubeに残っています。2003年のSuperBrawl時代のイーゲン井上戦。最初「あ~これがzenさんが教えてくれたICON。なんかこのひょろっとした奴、変な動きするなあ」思いながら見たビデオの一部なんですが。つーのはこの井上戦、前後のマイクパフォーマンスがまるでコント(爆)。 まず一試合勝って、リングアナウンサー=プロモーターのTJトンプソンさんに勝利者インタビューをうけるジェイソン(この時点ではTJも『いやあおめでとうおめでとう!よく勝ったね。新しいスターの誕生だね!!』みたいに祝福モード)がいきなし 「い~~~~げ~~~~~ん?」とリング上から地元の英雄イーゲン井上を呼び出す・・・こっからがYoutubeにあがってるんですが・・・ これ・・・!! 「バカかお前は!!折れる!!折れるって!!!自分の腕が折れるだろうそれ!!!」というこの無茶苦茶な動きのあと抜け出し、結局必殺ひょこたんひょこたん膝などでで井上選手のあばらが折れたのかな?動けなくなってジェイソン勝ったんです。 こっからが再びコント。もうイーゲン選手に勝ったことで舞い上がったのか勝利者インタビューで威勢良くしゃべり倒すジェイソン。ところが前回の試合ではあんなにジェイソンに好意的だったTJ、 (-_-;)<---こんな苦虫噛み潰したような顔でそんなジェイソンを冷たくあしらうあしらう(笑)。 まあ、地元の英雄を倒したクソ生意気な若造ですから。しかしコントはそこで終わらなかった。イーゲンのセコンドについていたさらにコワモテばりばりのエンセンにマイクがマイクを握って、うかれるジェイソンにドスのきいた声で一言 「お前、オレがお前の階級じゃなくてよかったな」 この言葉にそれまでうかれて騒ぎまくってたジェイソンが ( ̄□ ̄;)!<---こんな顔で固まってみせた !!! すげー(笑)シリアスな試合をここまで能天気にデコレートするおばかさ。しかもほぼ全員アドリブっぽい。とことんイカレてます。 試合ビデオは結構あっちこっちに残ってるんでどんな試合するかはおっかけやすいといえば追っかけ易い。上に書いたようなイカレた動きもしますが、結構基本に忠実なところもあります。とりあえずキメは寝技。まず寝技に持ち込んだ、持ち込まれた場合は意地でも上をとります。下にされても極められかけてもなんでか知らんけどいつのまにか逃げて上をとる(笑)。 第一段階の目標は横四方。下にされた場合やガードの中に入れられた場合もこちょこちょと変な攻撃しかけますが、基本はまずサイドにつくこと。ここで完全に押さえ込む。で、押さえ込んだらどうするか?腕は押さえ込みに使ってるので・・・ここで出ます 「ひょこたんひょこたん膝」 PRIDEルールとかの試合が好きなのか、ランデルマンやヒーリングが全盛期に見せていたあの「ハイアングル」の4点膝を目指してるのか、自身の柔軟性と手足の長さを生かしてグラウンド・横四方からの膝蹴りの猛爆開始!しかしこれがどうにもランデルマンやヒーリングのようにカッコよく派手にならない(爆)。押さえ込みから次の体勢に移るための一種のつなぎでもあるんで、これでKOとか狙ってはいないのかもしんないですが。しかしこのひょこたんひょこたんと打たれる膝の効果は絶大。大概はこの時点で相手の動きががくんと落ちます。膝爆撃にうまく入れないときは脚で相手の腕を固めてムチャクチャに顔殴るという暴挙にも出ます。パウンドなんてカッコウいいもんじゃなくまさに「ぶん殴る」(笑)。ベチベチベチと力まかせにたたく。 で相手の動きが止まった頃を見計らってマウント、そこで今度は本格的にパウンド--->それから逃げようとする相手の隙をついて関節・絞めという非常にセオリー通りの戦略が基本です。ただし、肩固めに入るときは客席にアピールを忘れません。スタン・ハンセンのラリアット前の「ウイー!」みたいなもんのようです(爆)実際「ウイー!」もしくは「とったどー!」が出たときはその後一瞬でタップを奪います。絞め技ってのは業師が使えば一瞬で極まるということを柔道の小室先生と同じく体現できる選手なのでした。小室先生は知性派ですが、おばかのジェイソンにはそういう意味の知性はあんましありません・・・っていうかこいつの場合は「痴性」? ジェイソン”メイヘム”ミラーは入場から試合後のインタビューまでパッケージになっています。このあたりは尊敬するサクラバ選手の影響が大きいのでしょう。須藤元気選手、郷野選手の入場もかなりチェックしているそうな(笑)。郷野選手やサクラバといった日本人との大きな違いはその即興性でしょう。サクラバ・ゴーノあたりはパフォーマンスやってもちょっと照れがあったり、それを無くするためにリハもして振り付けまでしますが、おばかは仕込みは万全、その上でその場に合わせての即興性が強い盛り上げ方です。仕込みには尊敬するヘンドまで動員します。ダン・ヘンダーソンもうれしそうにやってるし(爆)。 入場で盛り上げて気合を入れる時点で既に試合が始まっている・・・という考えのようですが、実はスロースターターとしても有名です(巨爆)。第一Rで攻め込まれてピンチ!という場面が多々見受けられます。そこのあたりまず治せよと思うんですが、一応本人も反省はしているようなんですがどこまで本気なんだか。「盛り上がっていいじゃん」とかそらっとぼけそうな気もしないでもないです。 *ちなみにジェイソンの前回の相手ニコニコ軍人さんことTimKennedyも同じ傾向があると自分で言っています。「う~んと、これ言うとまたマネージャーに文句言われるんだけど、どうも一発もらわないとエンジンかかんなくて・・・」 (-_-;)エンジンかかったら相手を担架で退場させるということですか。 カルト集団メイヘム・モンキーズの教祖さまであり、カルトだけにわけのわからない教義や合言葉、入信のためのイニシエーションがあるようです。 MayheM Monkeys 謎のカルト集団。一応メンバーは教祖さまからナンバーが与えられるらしい。番号を授与された人間はネットでカルトメンバーであることを顕わすために、必ずそのナンバーを名前とともに添えるらしい。 Strip of Doom あのわけのわからない筋状に紅く染めた髪。 教祖様自らその作法を公開しています。とはいっても最近は教祖さまのそれはキャシーさんが染めてるようですが(笑)。 WorD=BorN 謎の合言葉。しょっちゅうMonkeysが言ってますがコレなんなんでしょう「山!川!」みたいなもんか(笑) MooooM!!! 教祖さまの定番ネタのひとつ「かああちゃん!!」なにかというとかあちゃん出してます(笑) "If You know what i mean..." "If You understand what im sayin..." 英語口語でよく使う"You know"をなぜかわざわざ丁寧にきっちり言うのも教祖様の特徴です。 "Here I am, rock you like a hurricane"キメ言葉として教祖様がよく引用なさるスコーピオンズのヒット曲。よくすべってます(笑)。ベテラン記者のエディ・ゴールドマンのインタビューでは結構堅めにしゃべっていたものの、ついつい地が出てこいつを出して「キメた!」と思ったら、案の定スルーされてました(巨爆)。 教祖様はいんちき外国語もお好きでいらっしゃいます。スペイン語もでたらめにはさみますが中でもお気に入りは日本語。それも定番「L」と「R」の混用が大好物でいらっしゃいます。来日なさった際は意識的にでも通常の5割増でまぜこぜに使うとご機嫌がよくなるかもしれません。その場合はこういった機材の活用も有効でしょう(わ!あのスレまだ残ってるよ 笑) Re:Eric Clapton macjamsのフォーラムでのネタ。「エリッククラプトンは過大評価されすぎている」というまことにおきまりのネタの話題をさかなにえんえんんとみんなでバカ話をしてたときのものです。あと少しで200ページになりそうだというところで投稿ペースが落ちてきたので「アレ?みんな話してるのってあの「エリッククラプトンモデル」(本当にある)とかいうエフェクターのこと?」と話題を振ったあと、「自分の名前のついたエフェクターなんてねえ・・・」とうまく話をつないでくれたので、上の画像を作って「こりゃみっともねええ!」と投稿。したら常連の一人が「ちょ、おま・・・このエフェクターなんに使う・・・いや聞きたくない。インプットはまあいいとしてアウトプットって・・・」とレス。そこで 「この回路はウイキペディアのEngRishの項の理論をに採用してるのだ。つまりだなロングリブロックロールがこうなりムーンリバーも新しく生まれ変わる。オールマンリバーなんかも再生できる。しかしラブミーテンダーだけはこれでやってはいけない。」 「大の男が大の男を『カワイイ』とかいうとゲイみたいだ・・・」とブツブツおっしゃってますが、そういう意味で長南選手に「ゲイだ」ともおしゃっています。つーか仲がいい。あっちの長南選手ファンから嫉妬されてます(爆)。「芸」の道一直線だな。 教祖様は長南選手をおもちゃにして遊んでるようですが、実際はそれと同じくらい長南選手もインチキ日本語仕込んで教祖様で遊んでいるようです。これ見たとき笑い死ぬかと思った。 5Ozのジェイソン・タグ youtubeのジェイソン本人のチャンネル 一応スポンサーなのにジェイソンから散々な扱いうけてるTriumphUnitedのチャンネルとライアン・ロコのチャンネル。 ライアンロコは無謀にもソクジュの柔道の投げを食らいまくったり、ダニエル・ピューダーとスパーリングしてボコボコになったりしてます。昨年Youtubeで話題になったゲロゲロサイト2Girls1Cupのジェイソン版を作ってます。お下品(笑)。 シバタ選手のこのインタビュー・・・ 【柴田勝頼】 なんか不安だな。イアン・マーフィーともろ同じ役割じゃん。。。大体テレビなんか見てもおばかジェイソンの話なんか入るわけなかろうが。WowowでUFCのGSP戦が流れた以外日本国内でテレビになんか出てねーし。おばかみたいな日本での試合がない強豪の情報は現地に行くかネットで能動的に調べるしか知る由がないんすけど。 柴田 情報が入ってこないと集中して練習ができるので、はい。 んと。。。そらー反復練習には集中できるでしょうよ。でも今現在どんな技術や戦略が最先端の場所で使われてるのかわからなかったら、そんな練習実際に役になんか立たない。相手は最先端のとこにいるトップクラスの選手ですよ?極端なこと言えば1970年代のプロ野球チームが今のチームに勝てると思います?70年代の100m走の選手が今のオリンピックで通用すると思います?トレーニング法から走法まで変わってるのに?何も全部が全部新しいほうがいいとは言わないけど、そういう技術の進化や交流から隔絶したこの選手に期待はできない・・・。もしジェイソン戦以降もそれが変わらないなら「もうこの競技で無駄に身体痛めつけるたりしないほうがいいよ」となりそう。 っていうかダニーホッジのとこのPDF読んでいて知ったんだけど、あっちのコミッションは選手の権利にちゃんと「対戦相手の情報を知る権利」が加えられてるんすね。戦績とか経歴とかプロモーターはきちんと情報渡す義務がある。知りませんでした、知らせませんでしたじゃすまされないというルールが明文化されている。 「未知強」なんてのんきな表現使ってる場合じゃないでしょう、この現実は。情報を可能な限り公開することで対策が練られ、競技のレベルがあがることが第一義のあっちと、いまだに「未知の強豪商売」で儲けようとしてる日本。そら差がでますよ。それでなくてもものすごいスピードであっちの競技のトレンドは進化したり変化してるのに・・・。見るほうもいい加減見方かえないとまずいとおもいま~す。いつまでも大本営発表や提灯雑誌の記事を鵜呑みにして、売り手が押す選手・名前に馴染みのある選手だけに注目してる時代じゃないでしょう。 まあ、インターネットが日常的なツールとしていろんな世代の生活に馴染んでるあっちと、いつまでたってもエロツールとしてしか使えないオヤジ的ユーザーが中心の国じゃそもそも差が大きすぎるか。ケータイ電話文化見ればいかにこの国が他の国からはずれてるかよくわかります。きっと何年たってもこの状態はかわんねーんだろうなあ。 あのインチキプロモーションはそのあたりの購買層を狙って商売してるから、それはそれでいいのか。オレは関係ないや。 追記:ああ、なんか日本語圏でジェイソン対シバタを柴田という見知った選手の側から見てる人たちはこのシバタ君にプロレスラーの姿を期待してるんだ。。。ジェイソンのほうがはるかに「プロレスラー」っぽいすよ?っていうか本人「オレはプロレスラーだ!」と言い張ってるし(笑)。実際一回だけゲストでどっかに出場したことあるらしいけど。本当にサクラバみたいなことになってたんだ。ほとんど「プロレス」経験ないのにプロレスラーと言い張るという(爆)。まあ、なんか妙なカッコつけたとこはそれこそ船木的プロレスラーのイメージかもしんないけど、正直そういうのはプロレスファンの中でもイタイと感じる人が多いんでは。 正調「自己陶酔型プロレスラー」対「カッコ悪いことがカッコいいのだ!なはっちゃけいんちきプロレスラー」対決とも見ることもできますな。 シバタ君をサクラバとやったとき入場でこけた奴というジェイソンの表現は、つまるとこあいつ人の入場の仕方をえらいよく見てるってことでもあり~。本当にファイト自体の印象がなくて名前も覚えてないだけだけかもだけど(笑)。 ジェイソンの入場、いつも同じとは限りませんよ~。あのホッケーマスクは古典だけど踊りながら出てくるとかトリグ戦のときは先に中国式獅子舞リングにだすとかやってますよ~。札束まいたのはUFCのとき、前回はいきなしこれだ。これでピニャータ蹴っ飛ばしてでてきたのだ!しかもよく見りゃそのピニャータ差し出してるのは・・・・チーム・クエストののコーチのライアンさん?もう一人はダン・ヘンダーソンじゃんこれ。 ひっくりかえった(爆)
by koolpaw
| 2008-05-02 22:11
| これで笑った
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