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W杯にともなってにわかにカンガルー国観察日記化してきたこのブログ、まあいいや。 ついに真のW杯ともいえるトーナメント突入で、ホンモノ中のホンモノ「イタリア」との対戦があと数時間後にせまってまいりました。そこでhiranoさんの特設ブログを覗いてみたら ---相変わらずのマイペースぶりで、昨日はまたまたチームでゴルフ大会とか。 http://allabout.co.jp/matsuri/aawcup10/2006/06/_vs_2.htm (-_-;)?こいつら・・・。やっぱ回転が逆だろ。ベッカムなんか熱中症になっちゃって大変な中FKできちんと仕事をこなしてたのに。本人は試合後のインタビューで例のカン高い声でハイテンションにしゃべくるも、やっぱ周囲は「まじーよな。ダイジョブかな。」でちょっと鬱がはいってるのに、ルー達はゴルフ大会! まさかグリーンの上で「ニギ」ってないでしょうね?しかももんのすごく大ざっぱなゴルフやってみんなでゲラゲラ笑って気分転換してそう。 hiranoさんが書かれたイタリアからの移民の人々の心の葛藤がが他のニュースでも取り上げられてるの見っけました。 Italian-Australians split over World Cup clash http://www.theadvertiser.news.com.au/common/story_page/0,5936,19592806%255E421,00.html 暢気で何にも考えてなさそうな豪州人も実は大半が移民してきた人とその子孫。特定の人種優先だったのはもはや遠い昔の話、今の世代のほとんどは「多文化」「異文化混合」である自国に誇りを持つと言われ、実際に「まあ、うちはmulti-cultureだしな」とみんな誇らしげに言います。 全体的にノー天気っぽいようでいて結構マジメと前回のエントリで書いたことのひとつの例として、今回の「サッカールーの冒険」物語をあげてもいいんでしょう。既にラグビー、オージー・フットボール、クリケットといった人気スポーツが存在する自国で、あらたにサッカーの普及をしようと地道にこれまで努力を重ねてきたカンガルー国の組織や関係者の努力はやっぱりたいしたもんです。 おそらく彼らがお手本にしたのは日本のJリーグなんだろうなというのはちょっと面映いですが。 実際「国同士の代理戦争」っぽい色合いもあるサッカーのW杯、欧州と南米の各国というサッカー列強国の中にアジア・オセアニアからのサッカー新興国が混ざっていくとき、一体どんな科学反応がおこるのか?というのは結構興味深いトピックです。 競技そのものに対してはカメルーン・ショック以来アフリカ諸国とその選手達がサッカーの世界に新しい血を入れました。んじゃ日本や豪州が世界大会から何をえるのか?と同時に世界大会や競技になにを与えることができるのか?という命題も重要ではないかとちょっとマジメになってみる。 荒れに荒れたらしいポルトガル-オランダ戦の翌日に行われる豪-伊戦。「なんかやばいな」みたいに思われるアフリカの「ガーナ」と違って圧倒的不利というより「問題外」みたいにみられてるカンガルーのW杯での冒険はついに終わってしまうのか?それとも国内リーグでの不正問題にゆれるイタリアまで逆回転に飲み込んで今大会最大の話題になれるか? 一応サッカー的に言えば豪-伊戦で当然とりあげられるのはチームよりはるかに実績のある豪の監督ヒディンクなんで、当然英文ニュースでもそのこと特集してるみたいですが、逆にいえばそこしか注目するところがないともいえたりする。 日本でもヒディンクにまつわる因縁が中心になって報道されることが多いように見受けられますが、カンガルー国の国民達はそんなこた知らんどころか、もしかしたらまだ監督の名前覚えてないかもしれないという疑惑が(爆)。 まあ、就任して一年くらいでどっかのクラブ・チームの監督との兼任らしく、豪州には合計で数ヶ月もいないらしいし。選手起用やトレーニング・メニューを決定するのは監督とはいえ結局プレイするのはカンガルー達だしなあ。監督や指導者を絶対視しがちな日本とこのあたりあきらかに違いますね。 移民と変な動物の国「カンガルー国」は代理戦争的な殺伐としたサッカーのW杯の世界に新たな価値観をもたらすことができるのか? ---Nick Adams, deputy mayor of Ashfield Council, which organised the Haberfield screening, said regardless of the outcome, it would be win-win for fans. "We see it that whether Australia wins or Italy wins, we're all winners because we're all Australians." オーストラリアが勝ってもイタリアが勝っても我々はみんな勝者だ。なぜなら我々はみんなオーストラリアンだから。 でも・・・カンガルーさんチームに勝ち目があるとしたらそれこそ対クロアチア戦やポルトガルvsオランダ戦みたいなみたいな審判まで巻き込んだどしゃめしゃで暴力的な展開に持ち込むしかねーぞ? そして血の気が多い割には優男ぞろいのイタリアンたちと違って原始的に腕っ節が自慢というか、結構乱暴モノな豪州人・・・。 彼らはどうもこういうボディ・コンタクトの激しいスポーツに対する考えもワレワレと違うようです!ちゅーかですね。「お前ら、もともとすっげー乱暴なスポーツ好きだもんな。ラグビーとかあの超バイオレントなオージー・フットボールとか。」とカンガルー君に言ったら・・・ 「( ̄▽ ̄)?えー??あっちのほうがずっとバイオレントだろ?ほらアレ、ヤンキーどもがやるフットボール。」 (-_-;)?アメフのことか? ・・・アメフは鎧兜つけてやるけどお前らジャージ一枚でぼっかんぼっかんぶつかりあってるじゃねーか!大体ヤンキーってなんだよ?お前ら米国南部のつもりか? 「( ̄▽ ̄)?え?メリケンのことヤンキーってよばねー?おれんちのまわりではフツーに使うよ?お前英語もっと勉強しろよー。」 (-_-;)・・・。お前ら南部人というより・・・梶原一騎の漫画の世界か・・・。 ヤンキーとは主にアメリカ東部の人間のことを指し、アメリカ人そのものをヤンキーとは言わないと教えてやったら驚いてました。 「( ̄▽ ̄)日本人はモノ知りだなー。でもテスラ・コイルの回路のことはオレのほうが良く知ってるぞ」 マジ頭痛が痛くなる・・・。 (-_-;) 追記: 日本敗退によって海外在住の邦人にあちこちでそこはかとなく被害がでている模様。 http://coolsummer.typepad.com/kotori/2006/06/post_17.html http://d.hatena.ne.jp/hinakiuk/20060627/p1 いやもう大笑い・・・じゃなくもらい泣きしてしまいます(爆)。それにしてもカンガルーの呪いがとける日はくるんだろうか? ニュースのWEB見てたら下の写真見つけました。AFPって書いてあったからもしやと思ったらAFPニュースの方の 女性サポーターの熱い応援 http://www.afpbb.com/index.php?module=Special&action=WC_Lady でもクローズアップされてた女性ですね。こういうので肌の露出の多い女性とかの何割かは、ピンナップ・ガールの宣伝活動の一環なんだろうなとは思うけど、このお姉さんはマジで一般のお客さんっぽい。 (-_-;)ダメです。そんな大きいお目々に涙いっぱいためてカンガルーの人形抱いててもだまされないぞ。。。
by koolpaw
| 2006-06-26 20:48
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